ロードバイクで走っているとき、視界の確保は安全にも直結する大切なポイントです。
私自身これまで、いくつもの「見えづらさ」と戦ってきました。
例えば、トンネルが多いロードレースに普通のメガネで出場したときのこと。
前傾姿勢を取るとフレームが邪魔になり、路面が見えにくくて仕方がない・・・。
無理に首を上げて視界を確保しようとすれば、途中から首の痛みとの戦いに…。
また、以前は高額な海外ブランドの度付きサングラスを使用していましたが、調光機能がなかったため不便の連続。
早朝の練習は普通のメガネ、明るくなったら背中のポケットから度付きサングラスを取り出して掛け替え……正直かなり面倒でした・・・。

海外ブランドの度付きサングラス

普通のメガネ
そして何より怖かったのが、日中用の度付きサングラスでトンネルに入った瞬間、視界が暗すぎてヒヤリとすることが何度もありました。
そんな悩みを一気に解決してくれたのが、今回紹介する 「OGK KABUTO 122 PH マッドブラック/レッドクリア 調光・度付きサングラス」
この1本を使い始めてからは、光の変化に合わせて自然に視界が調整され、掛け替えの手間や不安から解放されました。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス
製品仕様・特徴・外観・デザイン
製品仕様
- 標準付属レンズカラー(可視光線透過率) : レッドクリア調光(65%~13%)
- 紫外線透過率0.1%以下(全レンズカラー共通)
- 特殊レンズコーティング : 外面撥水撥油コート、内面防曇シート
- レンズカーブ : シリンドリカル6カーブ
- 紫外線カットはもちろん、透明性/耐衝撃性/耐熱性などに優れたポリカーボネイト製レンズ。
- フレームには軽量性/耐衝撃性に優れた超弾性樹脂「TR90(グリルアミド®)」を採用。
- インナーフレーム対応(別売り)
特徴
- アジアンフィットシリンドリカルワイドレンズ
- アジャスタブルノーズパッド
- 撥水撥油コート
- フレームの内側に度入りのレンズを装着可能な専用「インナーフレーム」(別売)対応。
特筆すべきところは外面撥水撥油コート、内面防曇シート加工です。
私はロードバイクの練習でヤビツ峠をよく登りますが、その際、特に夏場は湿気と大量の汗でサングラスが曇ってしまってサングラスを外さなければならない場面が何度もありました。
しかし、今回紹介するOGK KABUTO 122 PHは防曇シート加工が施されていてまったく曇らない。
また外面には撥水撥油コートを装備。
湿気と大量の汗もまったく問題になりません。
強い日差しも考慮したレッドミラーと、このモデルならではの視界の広さとの相乗効果により、調光レンズが持つユーティリティー性能をさらに高めています。
レンズ交換をせずに、様々な状況に対応したいユーザーに向けて開発された、最高峰のレンズです。
それを度付きで対応しています。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
フィット感・度付きの使い心地
まず驚かされたのが、フィット感の高さ。
これまで使用してきた海外高級ブランドのサングラスと比べても、まったく引けを取らないどころか、むしろ自然な掛け心地。
度付きインナーフレームも装着してますが、不思議なほど違和感がありません。
視界にフレームが入り込むこともなく、裸眼に近い感覚でクリアな視界を確保できます。
さらに、アジャスタブルノーズパッドにはメタルフレームが内蔵されており、自分の鼻の形に合わせて自由に調整できる仕様。
ちょっとした角度の違いで掛け心地が大きく変わるロードバイク用サングラスにおいて、この調整機能は非常にありがたいポイントです。
そして、ロードバイク特有の前傾姿勢でもまったく違和感がありません。
視界の上下どこを見てもレンズが自然にカバーしてくれるため、首や肩に余計な力を入れることなくライドに集中できます。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
調光レンズの効果(晴天・夜間)
まず特筆すべきは、晴天時の安心感。
レンズは透過率13%まで落ちるため、強い日差しの中でもまぶしさを感じることなくライドに集中できます。
海外高級ブランドの濃色レンズと比べても遜色ない遮光性。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
一方で、夜間走行でも透過率は65%まで上がるため、まったく問題なく使用できます。
暗い時間帯でも路面状況や周囲の車の動きが十分に確認できます。
昼夜を問わず一本で対応できる点は大きなメリットです。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
さらに驚かされたのはその調光スピード。
明るさの変化に対して数秒でレンズが反応し、トンネルの出入りや急な天候変化でも違和感がありません。
これまで感じていた「目が慣れるまでのタイムラグ」から解放されたのは大きいです。
ただし注意点として、調光レンズには経年変化による性能低下が避けられないという特性があります。
どの程度の期間で劣化が始まるかは環境や使用頻度によって異なるため一概には言えませんが、長期的には性能が落ちていくことは理解しておく必要があります。
実際のライドで感じたメリット・デメリット
メリット
まず最大のメリットは、サングラスの付け替えから解放されたことです。
朝の暗い時間から日中の強い日差しまで、一本で走り切れる安心感は何物にも代えがたいです。
また、レンズが曇らない点も大きいです。
汗をかく登りや信号待ちの再スタートでもクリアな視界を維持できます。
さらに撥水加工が施されており、雨天時でも水滴が流れて視界が確保されるのはありがたいメリットです。
アジアンフィット設計という点も見逃せません。
日本人の骨格に合わせて作られているため、無理なく自然に掛けられます。
加えて日本製らしく、細部の調整もしやすい仕様です。
そして何より、調光性能が抜群です。
明暗の変化にスムーズに対応し、どんなシチュエーションでも安心してライドできることを実感できました。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
デメリット
一方で、気になった点もあります。
一瞬横や後ろを振り向いたとき、インナーフレームが視界の端に入り見づらく感じることがあります。
ただし、しっかり視線を向ければ問題はなく、レース中なら前方に集中すればいいし、公道走行なら減速して安全に振り向けば支障はないと思います。
もうひとつはライド後のクリーニングが少し面倒な点です。
インナーフレームを外して2枚のレンズを拭く必要があります。
ただし、外す作業自体はワンタッチで簡単なので、慣れてしまえば大きな負担ではありません。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
まとめ(どんな人におすすめか)
ロードバイクにおいて「視界の確保」は、安全とパフォーマンスに直結する大切な要素です。
私自身、このサングラスを使い始めてからは、光の変化に悩まされることなく走れるようになりました。
特におすすめしたいのは、次のような方です。
早朝から夜まで、時間帯を問わずライドをする方
トンネルや木陰など、明暗の変化が多いコースを走る方
度付きサングラスに不便を感じている方
掛け替えの手間から解放されたい方
日本人の骨格に合った快適なフィット感を求める方
海外ブランドに引けを取らない性能を持ちながら、日本製ならではの安心感と調整のしやすさを兼ね備えているのも大きな魅力です。
「見えづらさ」や「掛け替えのわずらわしさ」に悩んでいる方にこそ、このOGK KABUTO 122 PH 調光サングラスを強くおすすめします。

OGK KABUTO 122 PH 調光サングラス(度付き)
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