長年ロードバイクに乗り続けてきましたが、近年は道路環境の変化に伴い、自転車で走行する際のリスクが以前より増してきたと実感しています。
ドライバーのマナーに起因する部分もありますが、それ以上に自動車の大型化により車間が取りづらくなっていること、また自転車側が早い段階で存在をアピールする必要性が高まっていることを強く感じます。
加えて、近頃は「ながらスマホ」をはじめとする不注意な運転も目立ち、必ずしも自転車専用レーンを走っていれば安心という状況ではなくなってきました。
「ドライバーは本当に私の存在に気付いているのだろうか?」
そう自問しながら、常に注意と警戒を怠らない姿勢が求められています。
そこで今回は、私が長年愛用している 「G keni スマートテールライト」 を取り上げ、その性能と信頼性についてご紹介します。

テールライト G keni ブレーキランプ
G keni テールライト製品仕様
・ブランド:G Keni
・材質:アルミニウム
・電源:バッテリー式
・充電:USBタイプC充電式
・耐水レベル:IP65防水
・重量:50グラム
・取り付けタイプ:シートマウント, フレームマウント
・寸法:34長さ x 34幅 x 30高さ mm
・設定数:4
・明るさ:100 lm・価格:アマゾンで2025年9月現在パッケージ内容①テールライトx 1
②USBケーブルx 1
③サドルブラケットx 1④シートポストブラケットx 1⑤シリコンバンドx 2
⑥ストラップx 4
⑦日本語取扱説明書*1
特筆すべきところはUSBタイプCの充電式なところとその価格です。
最近の調査結果によると、ノートブックの約 80%、スマートフォンの 50% 以上に USB タイプ C インターフェイスが搭載されています。
つまり、どの家庭にもおそらくUSBタイプCの充電式であれば、わざわざコードをタイプAやBに付け替えることなく手軽に充電できます。
これだけの性能、機能を持つテールランプがわずか¥2,000円程度の価格で手に入るのは特筆すべきところです。
インプレッション
スマートブレーキ警告
ライディング中のブレーキ動作を正確に感知し、テールランプが即座に反応してブレーキランプが点灯します。
これは本当に素晴らしい機能です。
わたくしの友人もわたくしと同じメッキのヴェンジに乗り、このテールランプを使っているが、減速すると点灯するので複数人でまだ薄暗い中でのロードバイク早朝練習で安全性は確実に増します。
柔軟な取り付け方法
取り付け方法はダブルブラケットを装備し、サドル取り付けとシートポストストラップ取り付けの 2 つの選択肢を提供しています。
取り付けプロセスは簡単かつ迅速で、適合性が高く、各種自転車の取り付けニーズを満たすことができます。
私の場合は夏場の2ボトル使用時にはサドルバックを使用するためシートポストストラップを使用しています。
冬場の1ボトル使用時はタプルブラケットを使用しています。
個人的にはこちらの方が好みですがこれは各人の好みによるでしょう。
卓越した照明性能
高輝度の流明を備え、高品質の反射ランプシェードと組み合わせて、光の伝播範囲と輝度を効果的に向上させ、低照度条件下でも優れた視認性を提供しています。
同時に 4 つの照明モード、すなわち高速、呼吸点滅、点滅、および常時点灯があり、1 秒以内に簡単に切り替えることができ、さまざまなライディングシーンに適応できます。
高速点滅
呼吸点滅
点滅
私は基本的に点滅を使用しています。
常時点灯で12時間使用できるが、その他の点灯方法は全て30時間使用できます。
充電さえし忘れなければまず充電切れを起こすことはないでしょう。
長持ちするバッテリー寿命とスマートコントロール
長持ちするバッテリー寿命とスマートコントロール、USBタイプC 充電方式を採用し、12 – 30 時間の超長バッテリー寿命を備えています。
内蔵のスマート光センサーシステムにより、自転車が停止して約 30 秒後に自動的にライトが消灯して電力を節約します。
青いランプの点滅は充電が必要であることを示し、電力が十分であることを確保します。
5.使用上の注意点
1.シートポストストラップ取り付けの場合
段差などの超える際の振動で左右にずれてしまう場合があります。
これは私の愛車、ヴェンジのシートポスト形状と付属のシートポストブラケット形状が若干あっていないのが原因でしょう。
対策としては両面テープで張り付けてしまうか、ゴム部分を各人の使用するシートポスト形状に合わせて削ってしまえば良いと思います。
私は両面テープで固定してゴムバンドでずれないよう固定しています。
2.サドル取り付けの場合
サドルバックを付けてしまうとほぼテールライトが隠れてしまいます。
無理に着ければ付けられますが取付、取外しが著しく面倒になってしまいます。
折角の簡単かつ迅速な取り付けプロセスが損なわれます。
サドル取り付けの場合はサドルバックは諦めたほうが良いと思います。
6.まとめ
一度このテールライトを使い始めると、その安心感から手放せなくなるはずです。
ライドの途中で幹線道路を通らざるを得ない場面では、特に 「スマートテールライト G keni ブレーキランプ」 が大きな助けとなります。
もちろん、この装備だけで幅寄せや不注意なドライバーから完全に身を守れるわけではありません。
しかし、自動車に自分の存在をいち早く認識させるための大きな後押しとなることは間違いありません。
これまで以上に安心して走るために、ぜひ「スマートテールライト G keni ブレーキランプ」を活用し、ライドの安全性を一段と高めてみてはいかがでしょうか。
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